2022.08.30|労務管理

健康診断やっていますか?

厚生労働省では、労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断の実施、その結果についての医師の意見聴取及びその意見を踏まえた就業上の措置の実施について、事業者の皆様に改めて徹底していただくことを促すため、毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」と位置付け、集中的・重点的に啓発を行っています。

事業者の皆様におかれましては、別添資料を参考に、自身の事業場における健康診断の実施状況等をご確認いただき、適切な実施にご協力くださいますようお願いします。

労働災害の防止、企業の生産性向上等のためにはコラボヘルスの推進が重要です

【コラボヘルスの取組事例】
●健康保険組合提供のレセプトデータなども活用しながら、定期健康診断結果や長時間労働データなどの分析を行い、事業場の保健師・看護師が課題解決のための施策(運動セミナー、メンタルヘルスのe-learningなど)を各部門ごとに提案することで、具体的な取組みにつなげられた。
●健康保険組合による禁煙外来費用の全額補助を活用し、喫煙率が4年間でマイナス5%となった。

■医療保険者から従業員の健康診断の結果を求められた際は提供にご協力ください
医療保険者に健康診断の結果を提供することで、以下のことが期待されます。
①従業員は、マイナポータルを用いて自らの健康データを把握できるようになり、自らの健康管に役立てることができます。
②事業者は、医療保険者と連携することで、レセプトデータや保健事業の提供を受けることができ、従業員の健康保持増進、ひいては労働災害の防止・企業の生産性向上等につなげられます。

なお、健康診断の実施に当たっては、医療保険者への情報提供や連携を円滑に行うため、厚生労働省HPに掲載している「モデル健康診断委託契約書」や「一般健康診断標準問診票」をご活用ください。

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