今後はどんどん、副業が認められる時代になっていくでしょうが、本業、副業ともに法整備をきちんとやっていかないと・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48687450X10C19A8EA5000/
日経電子版より
配車サービス「ウーバー」の物流版といえる個人配送が本格的に広がり始めた。スマートフォンのアプリを用い、空き時間に荷物を配る。大量の荷物を扱うアマゾンジャパン(東京・目黒)はこうした個人を活用した配送網の構築に乗り出した。国内の宅配便数は急増し、運転手不足も深刻ななか、自由度の高い働き方が注目されつつある。長引く物流危機の解決策になる可能性もある。
「週50時間で月額40万~43万円を稼ぐことが可能。時間と日時を自由に選べる働き方です」――。アマゾンジャパンは首都圏と愛知県の一部地域で、個人の運送事業者に宅配を委託する「アマゾンフレックス」を始めた。
対象は貨物軽自動車運送事業の届け出をした軽貨物車(黒ナンバー)を持つ20歳以上の個人だ。受注から最短2時間で商品を届ける「プライムナウ」などの配送をする。従来も荷主と契約する個人はいたが、2時間単位の業務でより柔軟に働くことができる
アマゾンが日本市場に参入したのは2000年。ネット通販の成長や共働き家庭の増加などを背景に、宅配便の取扱数は増え続け、17年度に42億個を超えた。20年代には60億個に増えると予測する専門家もいる。
宅配便最大手のヤマト運輸は17年、運転手不足を理由に最大顧客だったアマゾンに3~4割の値上げを提示し、契約を大幅に縮小。当日配送から撤退した。アマゾンはその経験で中堅・中小の運送会社を束ね、独自の配送網を築いてきた。
現在は丸和運輸機関やSBSホールディングスなど9社が名を連ねる。当日配送などへの消費者のニーズは根強く、利用頻度も高まっている。アマゾンにとっては配送費の値上げが続く宅配大手と比べ個人配送は物流コストを抑えられる。個人を取り込み、独自の配送体制を整えたいとの思惑がうかがえる。登録者数を公表していないが、今後は地域を拡大していくもようだ。
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