2026.02.25|障害年金

クローン病で障害年金を申請する

クローン病は症状の波が大きく、体調が悪い時期と比較的落ち着いている時期がはっきり分かれる病気です。
そのため、診断書の書かれ方ひとつで障害年金の結果が大きく変わることがあります。

障害年金の審査では、
病名よりも “生活がどれだけ制限されているか” が重視されます。
クローン病は検査値だけでは生活のしづらさが伝わりにくいため、
診断書には次の点が具体的に書かれていることが重要です。
• 食事制限の厳しさ
• 下痢・腹痛の頻度
• 外出の困難さ
• 疲労感・倦怠感
• 仕事や家事がどれだけ制限されているか
• 体力の低下で日常生活がどれほど困難か
「どの程度できる/できない」ではなく、「どれだけ制限されているか」が等級判断の核心です。

クローン病は寛解と再燃を繰り返す病気です。
そのため、診断書が「たまたま調子の良い時期」を基準に書かれてしまうと、
本来の生活の困難さが伝わらず、支給停止や不支給につながりやすいのが現実です。
診断書では次を明確にしてもらうことが重要です。
• 再燃の頻度
• 症状が悪化した時の生活状況
• 体調の波が仕事・家事に与える影響
• 症状が安定しないために継続的な就労が難しいこと

クローン病の診断書では、次の検査値がよく見られます。
• CRP
• ヘモグロビン(貧血)
• アルブミン
• 体重・BMI
• 白血球数
• 便の回数
ただし、検査値だけでは等級は決まりません。
重要なのは、

がセットで書かれているかどうかです。
例:
• CRP高値 → 発熱・倦怠感で外出困難
• 貧血 → 立ち仕事が続かず、すぐに横にならざるを得ない
• 体重減少 → 食事が取れず、体力が著しく低下

クローン病の治療は多岐にわたりますが、診断書では次が重要です。
● 栄養療法の有無
• 中心静脈栄養(TPN)
• 経腸栄養(エレンタールなど)
• 夜間持続点滴の必要性
● 薬物療法
• 生物学的製剤(レミケード、ヒュミラなど)の使用
• ステロイドの継続使用
• 免疫調整薬の副作用
● 入退院歴
• 年間の入院回数
• 入院が必要になる理由
• 外来通院の頻度
治療の「重さ」が伝わるほど、審査ではプラスに働きます。

クローン病の方は、体調の波がある中で無理をして働いているケースが多いです。
しかし、障害年金の審査では

とは判断されません。
むしろ、
• 欠勤・早退の多さ
• 体調不良で業務に支障が出ている
• 配慮がないと働けない
• フルタイムが難しい
• 体力が続かない
こうした点が診断書に書かれている方が、実態が正確に伝わります。

まとめ

クローン病の障害年金は、
診断書の書かれ方が結果を大きく左右する分野です。
• 症状の波
• 生活の制限
• 体力の低下
• 就労の困難さ
• 治療の重さ
これらが具体的に書かれているかどうかで、
等級の判断が大きく変わります。

 

 

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