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「思いやれる」発達障害は強み あまのNPO林さん、地域食堂で奮闘
2022年3月23日 https://www.chunichi.co.jp/article/439619~ 中日新聞ウェブ版
あま市のNPO法人「あま福祉総合相談所」の副理事長、林真奈さん(35)が、同市木田で地域食堂「あま食堂ふらっと」を運営している。障害者とともに作った弁当を販売し、毎月1回、弁当や野菜などを無料配布。林さん自身、発達障害があるが、「ここがあって良かったと思える場所にしていきたい」と取り組んでいる。
地域食堂は昨年四月、事務所だった建物を利用してオープン。同法人の事業として運営し、食品加工会社から無料で提供された食材も使っている。障害者も手伝いながら一個三百三十円の弁当を販売し、夜は予約制の居酒屋として客を迎え入れる。障害者、健常者が集まる交流会も開催している。
林さんは、医療や福祉関係の仕事をしながら自ら起業を目指してきた。中学時代には不登校を経験し、人とのコミュニケーションに苦しんだ。三十歳の時に心のバランスを崩し、発達障害との診断を受けた。
だが、「病気を理由に逃げたくない」と奮起。三十二歳で、障害者の就労支援事業所を設立した。発達障害と診断されても、起業を実現できたのは、福祉関係に携わる先輩の言葉が大きかったという。「良かったね。支援する人のことがよく分かるから」と言ってもらい、「一気に気持ちが楽になった」と振り返る。
事業所の運営を仲間に譲り、「生活に困窮する家庭を支援したい」と新たに開いた地域食堂。四月からは畑仕事なども始める。林さんは「自分の駄目な部分も受け入れて、できないところも愛してみたい。いろんな立場の人のおせっかいをして、ここがあって良かったと思ってもらえるようにしたい」と意気込む。
弁当の無料配布は、困窮家庭などが対象で、いずれは毎日支援できるようにしたいという。今月二十六日正午からは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、食堂ではなく、同市花正の美和文化会館の文化の杜(もり)で弁当や野菜、菓子を無料配布する予定。ゲームで遊ぶイベントも併せて実施する。
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