高次脳機能障害とは
高次脳機能障害とは、事故や病気などで脳に傷がついたあとに、記憶力・集中力・判断力などがうまく働かなくなり、生活に支障が出る状態です。手足の動きには問題がなくても、「頭の中の働き」がうまくいかないため、周囲からはわかりにくいことが特徴です。
たとえば…
こうしたことが毎日のように起きると、自分で生活するのが難しくなります。でも、見た目には元気そうに見えるため、「ただの物忘れじゃないか」と誤解されることもあります。
高次脳機能障害で障害年金を申請するためには、ふだんの生活にどれだけ困っているかを、くわしく伝えることが大切です。この障害は、外から見ただけではわかりにくいため、書類の内容がとても重要になります。
まず、お医者さんの診断書には、物事を忘れやすい、集中できない、予定を立てて行動するのが苦手など、具体的な困りごとを書いてもらう必要があります。ほかの精神の障害と少し違うのは先ほどの周囲からわかりづらいところを診断書に落とし込む必要があるからです。
さらに、調理・買い物・交通機関の利用・お金の管理など、日々の行動の中で「一人では難しいこと」があれば、それをわかりやすく伝えましょう。例えば、「道順が覚えられず一人では外出できない」や「お金の使い方がわからず買い物ができない」といった例があると、審査する側も生活の大変さを理解しやすくなります。
そして、いつ・なぜこの障害になったのか(病気やケガなど)をはっきりさせることも重要です。
高次脳機能障害による障害年金の申請では、障害によって「日常生活がどれくらい困っているか」を、証明できる書類やわかりやすい言葉で、ていねいに伝えることが成功へのポイントになります。
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