2023.08.29|障害年金

自閉症で障害年金をもらうには

自閉症スペクトラムで障害年金をもらいたいという相談を受けました。
その方は成人して働きだしてから、体調を崩し通院し始めて自分が自閉症であるとわかったそうです。

自閉症は発達障害の一つで、通常低年齢で発症する疾患ですが、知的障害を伴わない者が発達障害の症状により、初めて受診した日が20歳以降であった場合は、その受診日が「初診日」になります。初診日とはご存知でしょうが、
障害の原因となった傷病について、初めて医師(または歯科医師)の診療を受けた日をいいます。障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。
1.初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
2.初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金

その方は働いているときに病院にかかったので、障害厚生年金の受給できる可能性があります。
発達障害だとすべて基礎年金だと思わない方が良いですね。

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