これは大事? 是非とも記事を読んで欲しいです。日経電子版より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45814300X00C19A6PPE000/?n_cid=MELMG011
95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になるなどと試算した金融庁の報告書が話題となっている。人生100年時代を見据えて資産形成を考える際にはまず将来受け取る年金額を知っておく必要がある。日本年金機構から毎年届く「ねんきん定期便」が参考になるが、そこに載っていない情報もあり、年金額の全体を知るには不十分だ。記載内容の見方と、それを今後にどう生かすか知っておきたい。
「70歳まで遅らせると金額が42%も増えるんだ」。5月末に届いたねんきん定期便を開いた55歳の女性はつぶやいた。短大卒業後会社に勤めて30代のときに退社し、以後は専業主婦を続けた。定期便に記載された年金の見込み額は年100万円に遠く及ばず「ずいぶん少ない。遅らせるのもありかな……」と話す。
ねんきん定期便は厚生年金や国民年金の加入期間や受給額の目安が分かる通知書だ。毎年、誕生月にハガキなどで送られてくる。その記載内容が4月から一部変わり、追加された部分がある。繰り下げ受給についての説明だ。年金はもらい始める年齢を通常の65歳より遅らせる(繰り下げる)と毎年の年金額が増える。新しい定期便は、70歳まで遅らせた場合に最大42%増額されることを図を用いて説明している。繰り下げ受給についての説明だ。年金はもらい始める年齢を通常の65歳より遅らせる(繰り下げる)と毎年の年金額が増える。新しい定期便は、70歳まで遅らせた場合に最大42%増額されることを図を用いて説明している。繰り下げを選択するとしばらくは無年金となるが、働いて収入を稼ぐなどしてしのげればその後、増額の恩恵を受けられる。シニア就労時代にマッチするとして政府は、繰り下げ可能な上限年齢を70歳超へ引き上げることを検討中だ。年金制度では受給開始を65歳より早めることも可能だ。定期便には60歳まで選択可能な点は書かれているが、その場合に年金額が最大30%減ることには触れていない。みずほ総合研究所の堀江奈保子主席研究員は「繰り下げで年金額が増える点ばかり示すのはバランスを欠く」と指摘する。
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