2022.10.26|障害年金

年金は本当にどうなるのか

私が社労士の資格を取ったころに「100年安心」という言葉が出ていました。その頃は半信半疑でしたが、お役所いうことだから信じようと思っていました。今から考えると笑ってしまいます。いろいろな手を打ったとしても、給付が減ることは止められないでしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65453320W2A021C2EA2000/?unlock=1
日経新聞ウェブ版
年金、小手先の改革限界 25年制度改正へ議論開始   厚生年金で下支え案など 給付と負担の両立難路

厚生労働省は25日、2025年の次期年金制度改正に向けた議論を始めた。少子高齢化の進展で年金財政の見通しは厳しさを増す。すべての国民が加入する基礎年金(国民年金)の加入期間の延長や、一部の厚生年金から穴埋めして給付目減りに歯止めをかける案などがある。小手先の改革にとどまれば、年金への信頼も揺らぐ。

将来の年金水準の見通しを試算する5年に1度の「財政検証」を24年に予定する。これに向け、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会で見直しを議論する。24年末までに結論を出し、25年の通常国会に改正法案の提出を目指す。

公的年金は寿命の伸びや働き手の減少にあわせて給付額を抑える「マクロ経済スライド」で制度を維持する設計だった。デフレが続いた結果、想定通りに発動できず、高齢者らの給付水準の高止まりが続いた。その分、財源は減り、将来の給付は減る見通しだ。

厚労省によると、現状のままでは国民年金の受給水準が46年度には19年度比で約3割減る恐れがある。歯止めをかけるため、3つの案を軸に検討する見通しだ。

一つはマクロ経済スライドを早期停止する代わりに一部の高所得層の厚生年金や国庫負担金で穴埋めする案だ。新たに数兆円単位の国庫負担が必要になる可能性があり、財源確保が欠かせない。

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