2021.02.16|労務管理

コマツが選択定年制

日経新聞の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ035CM0T00C21A2000000/?unlock=1

定年の引き上げは難しいと言われながら、ここまで来ましたが年金受給年齢が引き上げられると致し方ないでしょう。

コマツは4月から従業員が定年時期を決める選択定年制を導入する。従来一律60歳だった一般社員の定年年齢を60歳か65歳で選べる。60歳でいったん定年退職してパートタイム型の再雇用として働く場合には副業も認める。シニア層の価値観が多様化するなか、伝統企業でも社員の柔軟な働き方を受け入れる動きが広がってきた。

管理職の場合、62歳での定年も選択できるようになる。選んだ定年まで正社員として従来通りの人事賃金制度が適用される。定年年齢は55歳時点で社員が選び、59歳に最終決定する。会社側はこれまで定年後のキャリアを考えさせるセミナーを50代の社員向けに開いていたが、40代に前倒しする。

健康や介護といった事情で時短勤務を希望するケースには60歳でいったん定年を迎えた後に再雇用で働くこともできる。再雇用社員の賃金水準は2016年度時点では定年時の基本給の75%だったが、段階的に引き上げて4月から100%を保つ。ボーナスも支給対象だ。

スキルや経験を生かして社外で働きたい要望に応えるため、再雇用で働くシニアの副業を認める。コマツが副業を解禁するのは初めて。現状、伝統的な重厚長大企業で副業を認めているのはIHIや三菱ケミカルなどに限られているが、柔軟な働き方に対応する企業の動きがじわりと広がっている

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