2019.10.04|労務管理

同一労働同一賃金

来春から同一労働同一賃金が施行されます。「同一企業内における正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消の取組を通じて、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられ、多様な働き方を自由に選択できるようにします。」って厚労省のページから…難しいですね。同一(価値)労働同一賃金の本来の意味は、その職務を分析し・評価して、その労働の価値が同じならば、同じ賃金を支払うということです。欧米ではこの制度の確立が進み、産業別に賃金水準が定められている国もあります。
日本の雇用の特徴は、①終身雇用②年功序列的な人事・賃金制度③企業別労働組合にありました。この長年の雇用慣行を変えるのは簡単には行きません。
そこで、同じ会社の中にある正規社員と非正規社員(パート・有期雇用・派遣)の格差是正のために取り組むことから始めることにしたのです。それが「日本型」同一労働同一賃金といわれるものです。
中小企業にはすぐにはかかわってこないかもしれませんが、動向は注意していきましょう。

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