2019.07.26|障害年金

車いすのラガーマン

私の母校の選手でした。応援していました。今も応援してます。
ラグビー関西リーグの京産大の元主将で、車いす生活を送る中川将弥さん(23)が19日、同大学で特別講義をした。今年で退官する大西健教授(ラグビー部監督)の「スポーツと人間形成」の最後の授業に、講師として招かれた。
中川さんは、主将だった2年前に試合中の事故で一時は首から下がマヒ。懸命のリハビリで、現在は電動車いす生活を送っている。医者も周囲も驚く驚異的な回復で、4月には復学を果たした。

この日は、約300人の学生の前で、これまでのラグビー人生、大けが、リハビリ生活を赤裸々に語った。

「病院に救急車で運ばれた後、ベッドの上で、カーテン越しに、医者と家族と大西先生の話が聞こえた。首から下が動かないと聞こえて、泣いた。そこから40日間、体を動かせずに上を向いたままだった。入院生活では、毎日誰かが見舞いに来てくれた。人の温かさを知った。ケガの後、初めて外の空気を吸ったときは太陽がまぶしくて、空気もおいしく感じた。なんてありがたいことかと思った。小さいことでも、ありがたく感じる。感謝が出来る。ケガをしたことに悔いはある。でも、その分、今を大切にしている。勇気を持って、チャレンジが出来ている」

想像を絶する苦労を抱えながら、中川さんは明るく、前向きな言葉を発し続けた。学生は真剣なまなざしで耳を傾けた。講義を終えた中川さんは、「ガムシャラに生きてほしいと伝えられた。ラグビー部の部員も来ていた。それを言えて良かった」と胸をなで下ろした。

今はラグビー部寮に住み、毎日グラウンドに出て後輩の指導にあたっている。右半身を思うように動かせないものの、ベンチプレスは90キロを持ち上げるという。「ラグビー選手であること」を目標に掲げてリハビリに全力投球をしている。

この講義のテーマは、障害者と健常者の「共生社会の形成」。大西教授は「相手を知ること、尊重すること、違いを認めてあげること」が大事だと説いた。中川さんは、これまでの車いす生活で、レストランに入る際などで不便な思いをしたことがある。そうしたことを例を挙げながら、「障害者には話しかけにくい空気があるかもしれないが、困っている人がいれば助けるというのと同じように接してもらえれば」と、共生のためには、まずは“心のバリアフリー化”が重要だと語った。
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/07/20/kiji/20190720s00044000146000c.html

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